睡眠:健康とウェルネスの基礎

昨夜の眠りはいかがでしたか?この質問は、いかにも不思議な質問に聞こえるかもしれません。しかし、睡眠は日中のパフォーマンスに影響を与える最も大きな要素の一つなのです。もちろん、睡眠は生涯を通して多大な影響を及ぼします。

もし、昨晩あなたが良く眠れたのであれば、体内の神経認知システムが修復され、新しく獲得した知識と能力の整理が行なわれたことになります。つまり、丁寧に記憶を保存し、神経のスペースを確保することにより、新しいアイデアや創造的な機能へと活用することができるということです。より良い睡眠をとることで、心血管、筋肉、消化、ホルモンシステムが回復し、若返り、一生涯続く健康が養われます。さらに、運転する際の交通事故のリスクを低減するばかりでなく、同僚、顧客、家族、友人とより円滑な関係を築けるようになります。また、病気、うつ病、不安、体重の問題といった、経済的および精神的に負担となる状況を未然に防ぐ効果も大いに期待されるでしょう。

このようにして、従業員一人ひとりがしっかりと睡眠をとり、健康で、活気に溢れ、幸せな日々を送ることが、職場の生産性向上に直結します。睡眠は、お金をかけずにできることです。しかし、だからこそ、多くの企業がその重要性を理解せず、ないがしろにしている現状があります。生産性の向上、安全性の向上、健康関連の費用を削減できる意味からの経済性の向上といった金脈が、まさに睡眠には隠されているのです。

 
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土台が不安定だと、健康関連の費用がかさみ、効率が下がり、職場での不必要な事故やミスが増加する傾向があります

企業の皆さまに、この価値ある発見をどのように提供することができるのかを、我々は検討に検討を重ねました。正直、信じられない程にシンプルな理論です。本当に、睡眠が高度医療と負担経費、生産性の低下、創造性の欠如に対する、解決になるのでしょうか?

 

弊社が、独自に獲得したデータと、大学、病院、研究所、政府機関の発表する研究結果とを照合し、この理論の正当性を立証するのに多くの時間はかかりませんでした。全てが単純明快な真実へと繋がったのです。睡眠への投資は、極めて信頼性の高い戦略です。


睡眠不足が御社に与える悪影響とは?

 
  Productivity

生産性

健康と幸福は従業員の質を底上げします。より良い睡眠をとることで、病気や体調不良に悩まされる可能性を削減することができます。精神面から見ても、良い睡眠をとれている人は、物事の変化に敏感に気付き、高い集中力を発揮し、職場の生産性向上に寄与する傾向があります。

こんな状況を想像してみましょう。寝起きが悪く、嫌な気分で出社するAさん。職場には、何の準備もせずに到着。イライラしていて、すぐさま、帰宅時間までの計算を始めます。「寝起きが悪い」ことの原因を、仮に睡眠不足と仮定してみましょう。どうでしょうか?

睡眠の質の低下が、企業のパフォーマンスに及ぼす悪影響について、ご実感頂けるのではないでしょうか。

6時間未満の睡眠しかとらない場合の生産性は、48時間連続で仕事を続けた場合とほぼ同じくらいになります。米国において、職場を含む日中の集中力の低下は、昼間の眠気に起因するという調査結果が報告されています。


健康

全ての人に共通して、同じことが言えます。睡眠が、皆さんの健康をはかる指標になるのです。世界中の名だたる機関の見解を見ても一目瞭然です。睡眠不足は、短期的にも長期的にも健康に大きな影響を及ぼします。

世界保健機関(WHO)は、睡眠を人間に欠かせない基本的要素として位置づけています。アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は、睡眠不足は深刻な公衆衛生であると定義しています。さらに、CDCは、睡眠不足と慢性的病気(肥満、高血圧、うつ病、ガンなど)を関連づけています。十分な睡眠をとらない場合、結果的にはその代償として高価な薬が必要となり、人生の質そのものが損なわれる可能性があるのです。

たまに1〜2時間睡眠時間を減らしても、何の問題もないように思えるかもしれません。しかし、1時間睡眠を削るごとに、この時間がどんどんと累積していきます。遂には、これを取り戻すことすらできなくなってしまうのです。残念ながら、睡眠不足には(適切に扱われない限り)体を蝕む危険性があります。


安全性

睡眠が不足すると、安全に職場で働くことができなくなります。「いつ事故が起きてもおかしくない状況」という言葉を、きっと耳にされたことがあるでしょう。現在、会社の安全性について、問題はないとお考えかもしれません。しかし、実際には、多くの企業は、いつ事故が起きてもおかしくないギリギリの状態にあるのかもしれません。

 ハーバード大学メディカルスクールは、睡眠不足が仕事のパフォーマンス低下を引き起こし、結果的に、長期的な問題につながる危険性があると発表しました。過度に疲労の溜まった人は、70%という高い確率で、職場で何かしらの問題を引き起こします。

  誰であっても、職場において発生するけがや死亡事故に関連した心労やトラウマに悩まされるべきではありません。特に、その原因が睡眠だけで取り除ける場合にはなおさらです。また、経営者は職場で発生する事故における潜在的費用の大きさを過小評価すべきではありません。


従業員の能力を最大化する